教育の中で「日本史」と「世界史」を分ける必要があるのか?

歴史好きの私に取って近頃良く感じることですが、日本の歴史を学ぶときに世界の動きが分からないと日本がどうしてそういう行動を取ったか分からない部分というのがたくさん出てきます。
例えば大東亜戦争(この言葉を使うだけで右翼だと思っておられる方もいらっしゃいますが、当時の日本政府が閣議で決定して付けた戦争の名前です。)当時、アメリカのルーズベルト大統領(民主党)がどういう意思を持っていたのか、また、アメリカ国内の世論は共和党の考えはどうだったかを知らないと、戦争を行った経緯は分かりません。
明治維新も一緒でペーリーが浦賀にやってきて開国を迫まった時、アメリカでは南北戦争が始まっていて、戊辰戦争で使われた銃器が南北戦争のお下がりだったと言う説もあります。
こういうことを考えれば、世界の中の日本の歴史を考えないとその動きの真意は分からなくなってしまいます。
それを分からせないように「日本史」と「世界史」を分けたのではという気がしてなりません。
子供たちの教育は日本の国家の幹となる部分です。正しい歴史を教えていかなければ日本は間違った方向に行ってしまうのではないかと危惧します。

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