平成25年5月14日(火)午前10時から
文教福祉常任委員会奈良市視察
参加議員、平原委員長、野中副委員長、山本議員、山下明子議員、田中議員、実松議員、黒田議員、
川原田議員、千綿議員、中野子事務局員
視察項目「地域で決める学校予算について」
学校教育部、地域教育課
奈良市の市立幼稚園、38校、市立小学校47校、私立中学校 22校、市立高校1校
小中一貫校へいせい17年より初め現在2校しているところである。
全市に広げていく予定。
奈良市教育ビジョンの中で地域との連携、協力の推進を目標にしている。
平成14年土曜日が休みになることでこどもの居場所作り事業を取り組む
22のすべての小学校で児童クラブを運営している。
「地域で決める学校予算事業」について
中学校校区と言う単位でやっていく
いろんな組織があったが再編し、地域教育協議会という組織を中学校校区に立ち上げた。
下部に小学校などがあるので、運営委員会として作っている。
事業予算総額6900万円、教育委員会とは別に支給している。
平成23年度から国の補助も入れると8千万円ぐらいになる。
均等割50万円+生徒数×1000円が基礎
事業計画を発表し増額している、最高で600万円最低でも100万円ぐらいの金額となっている。
イベントの取り組みが多いと言う印象である
ふれあい祭りというイベントが多い。
現在15協議会で事業を立ち上げている、残り7校も順次立ち上げ予定。
コーディネーター298名登録がある
奈良市での推進体制
奈良市の地域教育を考える委員会、学校で決める学校予算事業評価会議を作っている。
Q私立幼稚園は無いのか、ある場合の連携は
私立の幼稚園は入っていない、生徒は参加している。
Q校区のカレンダーを作っておられるところと個はあるのか?
A飛鳥中学校でカレンダー作りをやっておられる。
Qこどもクラブや青小健との連携は
Q課題の中で、学校現場の受け入れについての指摘があったが?
学校の現場での負担はどうなんでしょうか?
A学校が負担感を感じてやれないところが出来ているのが一番心配ではある。
教職員への研修を行っている、また、地域コーディネーターとのコミュニケーションを取っている。
Q学校の施設整備も含まれていると言う事だが、本来、施設整備は別予算で付けるのが筋では。
A地域の方と一緒にやる事業のみでやっている、単なる施設整備には認めていない。
コーディネーターには上限800円の時給を出している。
Q事業計画の最初の取り組みのきっかけは
A市長選挙のマニフェストがきっかけ
所管
- 教育委員会が主管してやっている事業であるが、地域コミュニティーのあり方については総務部門や企画部門の連携が大事になってくると思われる、執行部側の連携を密にしていく必要があると感じた。
- 事業自体は大変素晴らしい取り組みだと感じる、ただし協議会の役員などが毎年交代かるところもありそうで、長期的な取り組みについては、協議会の理念と目標設定が大事だと思う。
- 小学校の運営委員会と中学校の協議会の運営が上手くいっていないところがあると言うこと、基本的には小学校校区の活動が優先された方が上手くいくのでは無いかと思う。
- 是非佐賀でも導入の検討を始めるべきだと感じた。